親子で学ぶ算数

和差算の教え方

「差を引くのはなぜ?」「なぜ2で割るの?」と止まったら、困っているところを選んでください。親の問いかけと図を使って、一緒に確かめられます。

今日の例題

姉と弟のシールは合わせて24枚です。姉は弟より6枚多く持っています。姉と弟は、それぞれ何枚持っているでしょう。

親からの問いかけ

姉の多い6枚分を隠したら、2本はどんな長さになる?

「差の6枚分を隠す」を押して、残った2本の長さを比べましょう。

差を隠して確かめる

例題専用の図

左端をそろえた2本の線で、姉と弟のシールを比べます。姉の多い6枚分を隠すと、何が残るでしょう。

姉
?枚
弟と同じ分
差
6枚
弟
?枚
弟の分
線の長さは枚数の関係を表しています。左端からの共通部分は同じ長さで、姉の右端の部分が差の6枚です。

合わせて24枚。姉のほうが6枚多い状態です。

親向けの説明を開く

姉の多い6枚分を取り除くと、姉の残りと弟の枚数がそろいます。残った合計は、弟の枚数2人分です。

  1. 合計から差を引きます。24 − 6 = 18枚です。
  2. 同じ枚数が2人分あるので、18 ÷ 2 = 9枚。これは弟の枚数です。
  3. 姉は弟より6枚多いので、9 + 6 = 15枚です。

まとめた式は、(24 − 6)÷ 2 = 9、9 + 6 = 15。検算では、15 + 9 = 24枚、15 − 9 = 6枚となり、合計と差の両方が問題に合うか確かめます。

式を先に教える前に、「隠したあと、同じ長さは何本ある?」と問い、図を見て考えるのを待ちましょう。

別の問題で確かめる

確認問題を替えても、上の図は「合計24枚、差6枚」の例題のままです。紙に図や式を書いて解いてみましょう。

姉と弟のシールは合わせて30枚で、姉は弟より8枚多く持っています。それぞれ何枚持っているでしょう。

姉と弟の枚数を両方入力する

考える手がかりを見る

合計から差を引くと、同じ枚数が2人分残ります。2で割って出た数は、どちらの枚数でしょう。もう一方の枚数を求めたら、合計と差も確かめましょう。

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まだ記録はありません。確認問題に正解したあと、解けた様子を選ぶと保存できます。

参考にした本と、この教材の範囲

  • 橋本和彦『中学受験で驚異の合格実績 算数は「図」で考えればグングン伸びる![増補改訂版]』2025年。底本は大和出版、電子版発行所はPHP研究所。PDF p.67–68の、和と差を線分図に表し、左端をそろえて考える説明を参考にしました。
  • 佐藤智『10万人以上を指導した中学受験塾 SAPIXだから知っている算数のできる子が家でやっていること』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2024年。PDF p.54–57の、親が問いかけて考える時間を残す接し方を参考にしました。

ページ番号はPDFの先頭からの番号です。例題と確認問題の数値、親の問い、操作方法、図、和と差による検算は当サイト独自の教材設計です。本の問題文や図版は転載していません。この教材の学習効果や家庭での成果は未検証です。